「体重測定」は有効なダイエット!?米の研究結果

米国では、成人の42%以上が肥満と報告されている。
今回行われたのは、生活習慣の変更による減量効果の調査だった。

生活習慣の研究

成人320人を対象としたこの調査では、まず被験者をランダムに2つのグループに分け、一方のグループのみ新しい生活習慣を2点試すよう指示した。
その生活習慣とは「これまでよりも1日100カロリー摂取量を減らし」、「これまでよりも1日2,000歩分多く運動する」というものだ。

そしてもう一方のグループには何も指示せず、体重の変化のみ記録した。
調査チームは、両グループを3年間に渡って追跡調査した。

実験当初、調査チームは生活習慣を変えたグループのみ体重が減少すると予測していた。
ところが、結果は予想と異なるものとなった。

驚きの調査結果

確かにはじめの1年は、生活習慣を変えたグループの方がより多くの体重が減少した。
しかし、その後の2年目と3年目では、2つのグループに大きな差は見られなかった。
何も指示をしなかったグループも、3年間のうちに平均0.7kgも体重が減っていたのだ。

この要因として、「研究に参加し体重を記録する」こと自体が参加者の意識に影響を与え、何も指示をしなかったグループの結果にも影響が及んだのではないかと考察している。

研究チームは次のように話している。
「参加者はみな今回の調査に関心があり、自分の体重を記録していることを自然と意識するため、食事や運動の行動も変わってくる可能性が高い。」

体重測定と記録が持つ効果をさらに確かめるためにも、より大規模な調査を行うことが検討されている。

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