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うし先生に聞いた!循環器を学ぶあなたへのおすすめ動画3選

医療に関する知識も、様々なメディアで個人が発信する時代となってきました。
そしてパンデミックの影響により、ネット上での学びの機会は大きく拡大してきました。
今回は、精力的に学びのコンテンツを発信されている、うし先生にお話を伺いました!

うし先生 医師 Twitter アイコン

うし先生

循環器内科医
動画を用いて医療系知識を発信する。
YouTube「うし先生」Instagram「うし先生@子育て奮闘中の循環器内科医」など。

―――大変多くの学び系コンテンツを発信されていらっしゃいますが、ご自身のチャンネルにて「ぜひ医療従事者の皆さんに見てもらいたい!」という動画について、お教えいただけますでしょうか。

うし先生:

循環器中心に400本近くの動画を投稿してきましたが心不全関係の動画が結構を占めました。

それぞれ伝えたいポイントを考えてスライドを作っていましたが、全てを見ると時間も内容も膨大になってしまうと思い、総論という形で心不全のまとめの動画を作成しました。

【心不全患者さんを初めて受け持ったら】(インタビュー下参照)

この動画だけでも実臨床に活かせるようにかなりサマライズしたつもりですが、必要であれば解説動画の内容とリンクも動画詳細欄に記載しています。


また循環器診療やカテーテル検査などに少しでも従事してくれてる方であれば

以下のカテーテル検査のやり方の動画や、PCIのやり方の動画も好評です。

あまり手技系の内容は習うより慣れろのようにあまりゆっくり教わる機会は少なく、循環器内科医のレジデント以外は特に少ないと思ってました。

カテーテル検査やカテーテル治療は内容がわかると見ているだけでも深く面白いと思いますし、一緒に診療に携わる場合はチーム医療としてポイントを押さえる必要があると思いますので、是非見ていただけたら幸いです。

うし先生の動画はこちらから!

【心不全患者さんを初めて受け持ったら】


【冠動脈造影の見方(味方)とやり方】


【他職種向け!具体的なPCIのやり方】


―――ご自身の専門をわかりやすく発信されるご活動、本当に素晴らしいことと存じます。 先生はどのようなきっかけで、YouTubeでの発信をスタートされたのでしょうか?

うし先生:

元々ローテーションしてくれる研修医の先生にレクチャーをよくやってましたが、2020年のコロナ禍になったことがきっかけでした。

当時は特に、なるべく非接触が推奨されたため、朝カンファレンスもwebで行われ、対面でのレクチャーをやる場面がなくなってしまいました。

また感染状況によって循環器内科の診療制限が入ると皮肉にも日常診療は減り、一時的に時間もできてしまいました。

元々教えたり一緒に勉強するのが好きだったこともあり、非対面でかつ効率的に伝えられる方法はないかと思ったことをきっかけに、YouTubeの作成を始めてみました。

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―――対面の機会が失われた中、先生が見出されたのが、動画やスライドでの発信だったのですね!
先生がインフルエンサーとして、発信の際に意識されていることがございましたら、ぜひお伺いしたく存じます!

うし先生:

最初の頃はどのような内容なら需要があるかなど考えてましたが、最近は「正確な内容」を特に意識するようになりました。

自分たちが先輩から聞いた内容も実は不正確だったり、時代とともに正しかった内容が正しくなくなったりすることも多々経験しました(あとは実は自分の知識がうろ覚えだったり)。

専門家の先生からご指摘をいただくことで自分の学びにもなりましたが、最近は動画を投稿する前に3-4個は文献を見てから作成投稿するようにしています。

YouTubeの動画を作成する上では「実臨床のかゆいところ」に手が届くようになるべく「ラフな感じ」で作成するようにしていました。

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―――うし先生、本当にありがとうございました!

学ぶ人々の立場に寄り添った、うし先生のお話でした。
また、医学をはじめ、時とともに「正しい情報」は変化していくもの。
今の「正確な情報」を身につけるためにも、学び続けなくてはならないということを、先生はお教えくださいました。

うし先生はTwitterでの発信のほか、YouTubeうし先生、Instagram「うし先生@子育て奮闘中の循環器内科医」にて、医療知識を発信されています。
ぜひチェックください!

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