スペインでは22日、屋外でのマスク着用を義務付ける方針が発表された。
この表明がなされた背景としては、
21日、新型コロナウイルス新規感染者が過去最多の49,823人にまで上ったことが挙げられる。
マスク義務化の背景
スペインのマスク着用義務化は今回が初めてではなく、以前も実施されていた。
感染者数が落ち着きを見せた今年の6月には解除されていた。
スペインの新規感染者の半数近くはオミクロン変異株とみられている。
同国は秋にかけてワクチン接種を進めており、他国が行っているおような厳格な行動制限を実施しない対応を貫いてきた。
しかし最近になって、オミクロン変異株が急速に拡大し。感染率は、10万人当たり695人に上昇した。これは昨年の同時期よりも高い数字となっている。
他のヨーロッパ諸国も、オミクロン変異株の拡大でルール強化や対策の追加を行っている。