湿度60%以上は危険!加湿器のNGな使い方

最近は様々なタイプの加湿器が購入できるが
加湿することは単に乾燥を防ぐだけでなく、感染症対策にも大変重要だ。

 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室は、新型コロナの感染防止に必須の要素として「適度な保湿」を挙げている。
具体的には「湿度40%以上を保つことが重要」とのことだ。

 英イエール大学の調査によって、湿度60%の環境では、ほかの湿度のときよりも新型コロナウイルスが早く減退したと報告された。また湿度70%・室温20℃のときに感染力が弱くなったとも言われている。

一方で、多湿を維持し続けるのも健康に害を及ぼす。
問題は「カビ」だ。
多湿を好むカビは、湿度が60%を超えると繁殖する。
そしてダニはカビを好物としているため、ダニも増えるという悪循環が生じてしまう。

カビやダニはアレルギーを引き起こす原因としても知られている。
症状としてはアレルギー性喘息や鼻炎、目のかゆみ、アトピー性皮膚炎、過敏性肺炎などが挙げられる。

湿度を保つために加湿器は有効だが、多湿を防ぐためには長時間の使用はNGだ。

特に深夜から明け方にかけては部屋の温度が下がるため、加湿器をつけていると湿度が上昇しすぎてカビの発生につながる。

寝る前には消しておく、または1~2時間でOFFになるようタイマーをセットしておくのがおすすめだ。

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