VIO脱毛(デリケートゾーンの脱毛)の広告やCMを目にしたことが、誰しも一度はあるだろう。医療脱毛・VIO脱毛といえば、美容を目的とした脱毛で、若年層の間で人気という印象があるのではないだろうか。
しかし近年は、中年以上の年齢層でもVIO脱毛が広がりつつあるという。
そしてこれは美容目的ではなく、医療を目的とした「介護脱毛」だというのだ。
VIO脱毛・介護脱毛とは
VIO脱毛 とは、アンダーヘア(Vライン/Iライン/Oライン)の脱毛を行うこと。そして介護脱毛とは、介護者の負担を軽くすることや衛生のために、デリケートゾーンの脱毛を行うことを指す。
介護脱毛を考える人の背景にあるのは、親族の介護の経験などが挙げられる。
オムツ交換等を行っている際に、アンダーヘアがあることで余計な手間や匂いなど衛生面に問題を感じ、自身が介護が必要になったときのことを考える人が増えている。
介護脱毛のメリットは?
メリットとしては、以下の2点が挙げられる。
①介護者の負担軽減。
陰毛がなくなることで局部の確認・拭き取りも楽になる。
また、陰毛があると菌が増殖し、臭いも発生しやすくなる。
陰毛がないと臭いも軽減され、介護者の負担軽減としても効果が高いと言える。
②陰部の炎症や感染症を防ぐ。
陰毛がないことで介護者の拭き取りなども確実になり、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなる。
注意点は?
医療レーザー脱毛は、レーザーを肌に照射して熱を伝え、毛根内の毛を生やす組織を破壊して脱毛を行う。
注意が必要なのは、このレーザーは黒色や茶色(メラニン色素)に効果があるため白髪には効き目がない。
そのため、行うなら白い毛が増える前に脱毛するのがおすすめだ。
また、医療脱毛は痛みがあるという印象も強いのではないだろうか。
脱毛機には様々な機種があり、また肌質や毛質は人それぞれであるため、痛みの感じ方にも個人差がある。
脱毛の際には麻酔なども利用できるため、気になる人は診察の際に相談すると良いだろう。