心の健康は体と繋がっているというのは、周知の事実だろう。
心を健やかに保つために大切なこと。
そのために一番大切なのは、やはり「つながり」を持つことだ。
人間は共同体の一員として生きることに生きる価値を見出す生き物だ。
つまり人は「孤独」を恐れている。
孤独な状態は、心に大きなダメージを与える要因となる。
米ブリガム・ヤング大学にて、孤独と健康状態についての調査が行われた。
すると、友人がいないこと(=孤独を感じること)は、肥満状態や毎日喫煙するのと同じくらい体にダメージを与えることが分かった。
また、うつ病などの精神疾患のリスクも3倍に高まる。
そして、死亡リスクも2倍になることのことだ。
孤独は心にも体にも悪影響をおよぼす。
しかし、社会との関わりにより、孤独を防ぐことは可能だ。
職場の人と話してみる。
新しい習い事をしてみる。
カウンセリングなどを受けてみる。
コミュニティへの参加や普段の人間関係について、見直してみるのも手だ。