東京海上日動火災保険はドクターヘリの出動を要請するサービスを始める。
認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」との連携で提供されるとのことだ。
このサービスはドライブレコーダーの事故映像を基に行われる。
全地球測位システム(GPS)を利用することにより、周囲に人がいないような場所で事故が発生した際も位置を特定できる。
これにより、ドクターヘリがより早く現場にたどり着くことが可能となる。
ドクターヘリ到着まで
サービスの流れは次の通りだ。
①事故発生後、通信機能付きドライブレコーダーから専用窓口に事故の状況が届く。
②窓口のスタッフが、車両や歩行者の状況を確認。
③ドクターヘリの出動が必要だと判断され次第、要請をかける。
このサービスは、ドライブレコーダー付き自動車保険に加入すれば、受けられるようになるとのことだ。
試験運用を2022年4月開始、導入は23年4月頃を目指して進められている。
迅速な情報伝達・判断により、より多くの命が救われることが期待される。
救急ヘリ病院ネットワーク
ドクターヘリ支援事業やドクターヘリに関する情報収集・発信を行う。
https://hemnet.jp/