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まるか先生が教える!楽しい医療知識の学び方!

  • 2022年12月10日
  • 2022年12月3日
  • sns, 医療
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医療知識があれば日々の暮らしの中で役に立ちます。
しかし、「医療知識って難しそう…」と足踏みしてしまう人も多いのではないでしょうか。
楽しい医療知識の学び方があれば、知りたくありませんか?

そこで今回、まるか先生にお話を伺いました!

まるか先生 アイコン Twitter ドクター

まるか先生

麻酔科医
麻酔科などの医療情報を発信。
日本麻酔科学会U40のメンバー。
日々、365日にちなんだ「○○の日」知識や医療情報が人気を博している。

―――先生は、医療知識を中心とした「○○の日」を発信されてらっしゃいます。投稿されることとなったきっかけや、調査のプロセスについて、ぜひお聞かせください!

まるか先生:

きっかけは自分のアウトプットトレーニングです。

田舎の病院に転勤しても勉強することを忘れないように始めました。

(当初は麻酔科関連の知識をアウトプットしていましたが、最近は非医療者のフォロワーが増えてきたので雑学や一般的な公衆衛生の発信も増やしています。)

以下のような手順で「〇〇の日」ツイートを作っています。

1.Wikipeia、ダレトク雑学トリビア https://netlab.click 、日本記念日協会 でなんの日か調べて、その中から医療に絡められそうなネタをピックアップする。

2.厚生労働省などの公的な機関のサイト、学会サイトのガイドラインや患者向け情報、PubMed、Medical Online、手持ちの医学書などを活用してネタに絡められそうな医療情報を探し出す。

3.140字にまとめる。

最近では馬渕まり先生の「戦国診察室」をよく元ネタにしています。

まるか先生もお気に入りの「戦国診察室」(馬渕まり先生著)はこちらから! (2も現在発売中です!)

医師 情報 写真 PC

―――発信には、そのような背景があったのですね!先生の発信は、医学を身近に感じさせ、見る人を惹きつける内容となっています。発信の際にはどんなことを意識されていますか?

まるか先生:

以下の3点を意識しています。

1.医学的に正しいこと(何より大事)

2.フォロワーの役に立つこと(皆の健康に役立てる。日々の雑談のネタに役立てる。)

3.読んで面白いこと(正しいこと、役に立つことを書いても、読んでもらえなければ意味がない)

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―――情報の正しさや有用性だけでなく、「面白さ」とのバランスも重要なのですね!
それではぜひ、医療を学んでいる人・学びたい人たちへ向けてぜひメッセージをよろしくお願いいたします!

まるか先生:

Twitterは医療・医学情報を集めるのに有益なツールです。

最新の様々な情報が短文にまとめられているため広く学ぶことができますし、匿名の専門家たちの議論を見るのも勉強になります。

ただし、Twitterは誤情報も溢れているため注意が必要です。

Twitterで得た医療情報は使う前に、必ず以下のようなソースで根拠を確認するようにしましょう。

厚生労働省などの公的機関のサイト、学会サイト、学会のガイドライン、査読された論文、成書など。

まるか先生オススメの患者向け医療情報サイト総まとめページはこちらから!
https://keiyouwhite.com/guideline-for-patients

スマホ 情報 検索 

―――まるか先生、本当にありがとうございました!

Twitterは短文で医療の情報がまとめられており、その分広く学ぶことが出来るので、医療知識を楽しく学ぶにはぴったりのツールなんですね。
しかし、誤情報があることも忘れず、根拠に基づいた情報を見る意識を持つことが大切です。

まるか先生は Twitterにて、麻酔科をはじめとした医療情報を発信されています。
ぜひチェックください!

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