厚生労働省によると、現在国民の3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。
花粉症などは有名で”アレルギー”という存在自体は広く知られています。
しかし、卵や牛乳など一部の食物アレルギーについて私達の認識は、まだまだ甘いのかもしれません。
バレンタインデーに投稿された、「こども&アレルギー🌈小児科医」ことkodoareさん(@kodoare)からの情報が考えさせられると今話題になっています。
チョコレートに乳成分が含まれている事はご存知かもしれません。
しかし牛乳アレルギーを持つお子さんにとっては、
アポロチョコ1粒であっても注意しなければならないとは驚きですよね…
実は、日本国内で小児期に最も多い食物アレルギーは鶏卵に次いで、牛乳だと言われています。
これらは年齢と共に耐性を獲得していくため、次第に割合が減少していくようです。
しかし親御さんにとっては、日々の食事だけでなく、外でもらう食べ物にも気を遣う必要がありその大変さを垣間見たような気がします…!
ネットでの反応は?
・これは盲点!お菓子をあげる際はその子の親御さんに必ず確認しないといけないですね。
・ちなみにアポロは一粒に牛乳3.2ml前後が入ってます(測定誤差あり)
・ほんこれよ。
・ほんと食品アレルギーは思いも寄らんところに落とし穴があるよな
・そうなんだ
・こういうの気をつけなきゃだよね💦
・娘が乳アレルギーなのでチョコは、乳製品不使用のトム&ルークあげてる🍫
・うちの次男が乳アレルギーなのよね。もうほとんど治ってきてるんだけど、まだ油断出来ない
牛乳アレルギーを持っていない、もしくは周りにそういった方がいないと中々気づきにくいこともあり、多くの関心が寄せられました。
インタビュー
今回の投稿について、koroareさん(@kodoare)にインタビューをさせて頂きました。
――チョコの乳成分については、投稿を拝見しハッとしました。
牛乳アレルギーを持っていなければ、ついつい見落としがちですが、こういった事例はよくあるのでしょうか。
kodoareさん:
チョコは普通の方が思っている以上に乳タンパクは多いです。
板チョコ1枚で牛乳100mlレベルになったりします。おっとっとやじゃがりこなどのスナック菓子にも乳成分はそれなりに入っております。その他のお菓子や食材に関しても、アレルギーが無ければあまり気にされないと思いますが、卵・牛乳・小麦・ナッツ類などは要注意です。
――SNSでの発信やnoteを投稿される中で工夫されていること、または意識されていることなどありましたら、教えて頂けますと幸いです。
kodoareさん:
出来るだけ他のサイトには無いようなお役に立つような詳しい情報を難しくなり過ぎずに書くことは意識してますが、どうしても成分や原理、タンパク濃度の話などが入ってしまうので、親御さんにご理解頂けるか懸念しております。
kodoareさん、お忙しい中貴重なご意見を誠にありがとうございました!
以前に比べアレルギーはずいぶん身近なものとなりましたが、人に食べ物をあげたり、共に食事をする際にはその人にとって大丈夫な食べ物なのか一度考えてみることが大切ですね。
kodoareさんは、Twitterだけでなくnoteでもためになる情報を発信されています。
お子さんの事についてや、アレルギー症状について気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか?
https://note.com/kids_allergy/