ネット依存・ゲーム障害が増加!コロナ禍の時間の使い方

  • 2021年11月14日
  • 2021年12月18日
  • 精神科

 今なお世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)。
その影響により、インターネットやゲームの利用時間が増えています。
また利用時間の増加に伴いゲーム障害やネット依存傾向の割合も上昇していることが分かりました。

KDDI、KDDI総合研究所、国際電気通信基礎技術研究所(以下ではATR)の研究チームがコロナ禍で変化するスマートフォンの利用方法とスマホ依存などへの影響に関する調査(2021年10月)を発表しました。
調査によると、新型コロナ流行前に比べてコロナ禍では、ゲーム障害とネット依存傾向がある人の割合が1.5倍以上に増加しました。
ゲームを長時間しないと満足できない、ゲームをしないとイライラしてしまうといった割合も増えており、これらの症状がある人達はゲームを断ちにくく、時間がかかるとされています。

用語集

※ネット依存

勉強や仕事といった生活面や体や心の健康面などよりもインターネットの使用を優先してしまい、使う時間や方法を自分でコントロールできない状態のこと。

※ゲーム障害

ゲームをする時間をコントロールできない、他の生活上の関心事や日常の活動よりゲームを優先するといった症状が1年以上継続すること。

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