免疫暴走による命の危機・敗血症ショック「早期発見が唯一の希望」

4月15日、和歌山県の岸本周平知事が敗血症性ショックのため68歳の若さで亡くなった。
敗血症とは、肺炎や尿路感染、腹膜炎などの感染症に対して、その病原体(細菌、ウイルスなど)への防御反応がコントロールできなくなり、全身の臓器障害を引き起こす重篤な病態だ。
免疫力が低下した高齢者や基礎疾患を持つ人が発症しやすい。

症状は異常な発熱または体温低下、悪寒、頻脈、呼吸数の増加、血圧低下、意識障害、尿量減少、吐き気、嘔吐など多岐にわたる。

進行すると多臓器不全や敗血症ショックと呼ばれる危険な状態に陥ることがある。
著しく血圧が低下し、全身の臓器に血液が供給されなくなるため早期発見、早期治療が生死を分ける鍵となる。

敗血症は進行が早く、適切な治療が行われないと死に至る危険性が高い。回復しても、後遺症が残る場合もある。
そのため、感染症を早期に発見し、適切な治療を開始することが敗血症の発症予防および重症化を防ぐ鍵となる。

【ネットの反応】

・「敗血症」って言葉よく聞くけど、実は世界で5人に1人が亡くなるくらい怖い病気なんだって…

・敗血症って、こんなに急にくるんだ。なんか、長く患って人とかがなるのかと思ってた。
とにかく残念です。

・一昨日に神輿を担いでいた方が敗血性ショックでとは...

・最近身の回りで敗血性ショックで亡くなる人多いなぁ。

元記事はこちら:https://www.sankei.com/article/20250415-DOXQ443FWRAI3FTAZXWLTDWQLM/

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