現在、百日せきが子どもを中心に流行している。患者数は過去最多を更新している状況。
背景には、新型コロナ対策による感染者減少で社会全体の免疫が低下したこと、そして抗菌薬が効きにくい耐性菌の広がりがあると考えられる。
百日せきの対策の基本は、生後2か月から始まる定期接種ワクチンである。
加えて、ワクチンの効果は4~7年で低下するため、日本小児科学会は就学前や11~12歳の子どもへの追加接種を推奨している。
これは、兄弟姉妹からの感染を防ぎ、特に重症化リスクの高い乳児を守るためだ。
大人は、百日せきを風邪と見分けにくいこともあるが、感染力が非常に強く、赤ちゃんに感染させるリスクがある。
そのため、子どもだけでなく大人も追加接種を検討し、日頃から感染予防に努めることが重要。
かかりつけ医に相談し、適切な対策を講じてほしい。
【ネットの反応】
・ワクチン接種で予防!
・放置すると後悔するかも
・追加接種も考えよう
・手洗い・換気も大切ね
元記事はこちら:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250415/k10014779651000.html