抗菌薬は感染症の原因となった細菌を殺したり、増殖を抑えたりするための薬。
インフルエンザや新型コロナの原因は最近ではなくウイルスのため。抗菌薬は効かない。
昨年、国立国際医療研究センター病院が行った調査では、約6割の人が、「抗菌薬(抗生物質を含む)がウイルスをやっつける」と誤認、また、抗菌薬が「インフルエンザに効果がある」との誤認も4割、「新型コロナ」についても3割近くが有効だと誤認していた。
「抗菌薬はウイルスに効かない」と正しく答えたのは、わずか16%にとどまった。
処方薬の飲み残しは厳禁で、処方されたものを飲みきらずに治療が半端になれば、退治しきれず細菌が生き残る場合もあり、抗菌薬の効かない薬剤耐性を持つ細菌が生まれてしまうリスクが高まる。
「以前処方された薬をとっておいて、不調の時に飲む」というのはやめ、処方された通りの方法で服用してほしい。
【ネットの反応】
・ウイルスと細菌の区別がない人は一定数存在するのだろう。
・凄い初歩的な事なんだけど、普通の人にはわからないよね。
・無意味どころか別の耐性菌作り出したりして面倒なことになるから絶対やんなよ
・学びが多く、大変興味深く読みました。
元記事はこちら:https://www.sankei.com/article/20250130-KT7G2FRS4VMTXGETV4SHKAGJZU/