ジェルネイルの素材に使われているアクリル樹脂は、物質を構成する分子が大変小さいため、固まる前に直接触れると皮膚の中に浸透する。
すると、皮膚のたんぱく質と結びつき、免疫細胞が異物と記憶。再び樹脂に触れると、その部分を免疫細胞が攻撃し、アレルギー性接触皮膚炎が起きることがあるという。
かぶれてかゆみが出たり、爪の先が剥がれるといった症状が出るほか、揮発した気体を吸い込むと喉の粘膜が炎症を起こし、呼吸が苦しくなる恐れもある。
ジェルネイルやレジン工作といった作業を行う際は、皮膚に直接触れたり吸い込んだりしないよう手袋やマスク、メガネを着けるとよい。
素材を塗布したら、爪の裏側や側面にもしっかり光を当てて完全に硬化させ、触れてしまった時は、すぐにティッシュなどで拭き取りせっけんと流水で洗い落とす。
かゆみや息苦しさなどを感じたら、すぐに使用を中止して、皮膚科を受診してほしい。
【ネットの反応】
・アレルギーでネイルできないの本当に悲しい
・アレルギー対策ジェルネイルもあるみたいですね
・そんな危険なものだったんだ・・・知らなかった・・・
・分子が小さくて皮膚に浸透するって怖すぎるな
元記事はこちら:https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20241216-OYTET50004/