新型コロナウイルス感染症にかかりにくい人の意外な特徴。
要約すると
・佐賀大(松本明子准教授・同大の客員研究員高島賢さんら)の研究グループがお酒を飲むと顔が赤くなる人は、ならない人に比べて約5倍新型コロナウイルス感染症にかかりにくいと研究成果を発表しました。
・高島さんはアジアンフラッシュ体質と病気の関連を研究してきた松本准教授と共同研究を開始。まずはインターネットなどで調査を行いました。「アジアンフラッシュ」とは、コップ1杯のビールで顔が真っ赤になる東アジアに多い体質の通称です
・807人に調査した結果は次の通りです。
飲酒で顔が赤くなると答えた人は445人、ならないと答えた人は362人。
このうち新型コロナに感染した人は、アジアンフラッシュ体質でない人を1とした場合、アジアンフラッシュ体質の人は0.21で、感染の確率は約5分の1だったとのことです。
またアジアンフラッシュ体質の人はそうでない人に比べ、罹患(りかん)率も入院率も低く、発症の時期も遅くなる傾向があったとのこと。
・松本准教授は「体の中で何が起こって、どうしてアジアンフラッシュ体質が感染症に強いのかというメカニズムが解明できれば、創薬にもつながるのではないか」と述べています。
【記事を読んだ人のコメント】
・私これだったのか!
・一家でコロナ感染しても私が軽症だったのはアジアンフラッシュだったからかな。
・お酒飲めなくて初めて得した気がした
・お酒飲むとすぐ顔真っ赤になるけど、コロナひどかった…イレギュラーかな。
元記事はこちら:https://www.asahi.com/articles/ASS5P4DNVS5PTTHB00GM.html?iref=pc_apital_medicalnews_list_n