10月29日は「世界乾癬デー」。
乾癬は、免疫反応の異常によって発症する全身性の慢性炎症性疾患で、日本では1000人に4~5人以上が発症していると考えられている。
銀白色の鱗屑(りんせつ)に覆われた境界鮮明な紅斑(こうはん・皮膚が赤みをおびること)が特徴で、主に肘や膝などの関節付近で確認されることが多いが、頭皮や爪にも症状が現れることもある。
8割以上の患者がかゆみを感じているという報告もある。
発症の原因は詳しくわかっておらず、体内の免疫バランスの異常によって起こると考えられている。
発症年齢は乳幼児から高齢者と幅広いが、ピークは20歳代と40~50歳代だという。
皮膚の病気と思われがちだが、乾癬は全身の炎症性疾患。
体内にも疾患が生じていることもあり、「ただのかゆみ」などと放置することなく、病院で受診してほしい。
【ネットの反応】
・実際に罹患したら物凄く生活に影響があって辛いのはもっと理解されるべきだと思います。
・乾癬のことは、もっと世の中に知ってもらう必要があるし、移らないってこともセットで強調して欲しい。
・1番嫌なのは疥癬(かいせん)って病気と勘違いされる事です。
疥癬は皮膚の中にダニが寄生して人にうつります。
・名前が難しすぎる気がする…そのせいで認知度が上がらないのでは?
元記事はこちら:https://www.fnn.jp/articles/-/777164