「白黒思考」とは、失敗か成功か、いい人か悪い人か、最良か最悪か……といった、二者択一的なものの見方のことを指す。
こうした考え方はうつと関係が深いといわれている。
「職場のあの人は好きだけど、あの人は大嫌い。だから一緒に仕事なんてできない」
「最初はお隣さん、いい人だと思ったのに、回覧板の回し方も、ゴミの出し方も、カーテンの閉め方も気に入らない。もう顔も見たくない」
といったように、白黒思考ですべて判断していると、生きづらい場面が多くなる。
ゆうメンタルクリニック総院長で、精神科医のゆうきゆう医師は、
「確かに白黒思考をしやすい人は、うつになりやすいと言われている」
と話す。
しかし思考を変える方法はあるのだろうか。
具体的な方法について聞くとこう答えた。
「たとえば落ち込みそうなときは『自分の気分は何点か』と考えるクセをつけることが大事。
たとえば『今は30点だ』と思うのなら、『あ、30点はあって、0点ではないんだ』と気づくキッカケにもなる。
このように考えることで白黒思考から脱していくことができます」
落ち込んだときに試してみたい。
【ネットの反応】
・こういうのあるかもしれないです。
・みんな違うのは当たり前なんだけどね…。
・自分も白黒思考で病んだ経験があります。
全て完璧じゃなくて良い。
・できることを少しずつ続けて理想を目指してくみたいなゆるい選択をできるようにしたい。
元記事はこちら:https://www.asahi.com/articles/ASSB42VCBSB4UTFL004M.html