二酸化炭素の濃度が高くなると眠気が誘発される！東北大学の研究

記事によると…

・東北大学は9月3日、二酸化炭素が日中の眠気を引き起こすという研究結果を発表した。

・換気の悪い屋内環境で起こる強い眠気と二酸化炭素の因果関係はこれまで不明だったが、研究チームが睡眠障害の検査手法を使って実験を実施したところ、二酸化炭素が眠気を誘発する科学的な根拠を見つけたという。

・被験者には、検査1週間前から7時間以上の睡眠を取ってもらうなど準備を徹底、さらに二酸化炭素濃度を厳密に制御できる環境を用意するなど、客観的に二酸化炭素と眠気の関係を調べられるようにした。

・調査した結果、比較的高濃度である5000ppmの二酸化炭素にさらされると、日中の眠気が有意に強くなることが判明。また主観的な眠気も有意に強くなることを示したという。

・研究チームは「二酸化炭素濃度の調節することで、職場や自動車運転時に集中しやすい眠気が起こらない環境をつくることが望める。逆に自宅や宿泊先、仮眠室などにおいて眠りやすくなる環境をつくるための客観的な根拠となることも期待できる」としている。

元記事はこちら：https://news.yahoo.co.jp/articles/ce49397e4bd04e6bdc0f26d265e456e55896b814