過度な食欲を抑制する肥満症薬、幅広い依存症に効果がある可能性
記事によると…
・過度な食欲を抑制する「GLP-1受容体作動薬」という種類の肥満症薬が世界各国で大ヒットしている。
・酒やタバコなど幅広い依存症の治療にこの薬が有効な可能性があり、新たな研究が始まっている。
・GLP-1は腸で分泌され、脳に満腹シグナルを伝えるホルモン。この物質は不安定で1〜2分程度で分解される。効果が長持ちするよう、安定な構造に変えたのがGLP-1受容体作動薬。「もっと食べたい」という欲求や衝動的な摂食行動に関わる脳領域が効果的にシャットダウンされる。
・この薬を使用する人が増えてくると、その中には食欲だけでなくアルコールやニコチン、薬物、ネットショッピング、爪を噛むなど、それまでやめられなかった様々な欲求が減ったと感じる人がいることが報告された。
・様々な依存症へのこの薬の効果はまだ研究段階だが、GLP-1受容体作動薬の知見は治療の難しい様々な依存症の解決にヒントをもたらしてくれそうだ。
【ネットの反応】
・肥満症だけでなく、これから適応疾患が増えそうね
・なんでも効きますね。
・ちょっと間違えたら無気力な人間になってしまいそう・・・
・切羽詰まってる人は手を出すかもしれませんね