認知症とは何らかの脳の病気、例えばアルツハイマー病や脳卒中など、によりさまざまな脳の機能が低下している状態で、それまでの通常の生活が営めなくなった状態だという。
注意したいのは、記憶という脳の機能はその他の多くの脳機能のなかの一つにすぎず、記憶が低下しているからといって認知症とは限らず、ましてやこれまで通りの生活ができているのであれば、なおさら認知症とは診断されないということ。
MRIは脳萎縮も含めさまざまな脳疾患の有無を確認するために撮影しているが、認知症かどうかはその他の検査も含めて総合的に診断する。
脳萎縮があれば認知症、と考えるのは間違いだという。
脳の老化で神経細胞ネットワークが少なくなると、記憶の保持ができなくなる。
加齢によって物忘れが増えることは、身体に例えると走ったり跳んだりといった運動予備能力が低下しているのと同じことだという。
【ネットの反応】
・もの忘れがひどすぎて自分で驚く時がありますよ
・変だなと思う物忘れは危険なサインだよね。
・老化って本当に残酷で辛いですね
・親が歳取ってきて、物忘れが多くなっていく姿を見ているのがつらいです。
元記事はこちら:https://www.sankei.com/article/20250108-3ESF2MMALFIQ3EEKS2FX7Y7M5Y/