Twitterに投稿されたARIAさん(@aririria_art)のこちらの作品が話題を呼んでいます。
「美味しそうなイカの写真だな~」なんて思いませんでしたか?
なんとこちらに映っているイカは写真ではなく、ARIAさんによって描かれた絵だというのだから驚きです!
ARIAさんが「色鉛筆でイカ描きました」とおっしゃる通り、こちらのイカは紛れもなくリアルなイラスト。
あまりのイカのリアルさに、こちらの画像は「紙の上に本物のイカを置いたのではないか」と勘違いしてしまう方も。
それに対しARIAさんは、
「イカ置いちゃダメって言われたので 動画撮りました!!」と、上記のイカの絵の上で鉛筆を転がす動画をUPして証明してくれました。
イカの絵の上を鉛筆が転がり抜けていく様はまさに絵でしかありません…!
ARIAさんの追記によると、このイラストの制作時間は7時間で、油性2種類の色鉛筆の他に下塗りのみコピック、ハイライトに白のポスカを使用しておられるとのこと。
また、絵を描いている途中でイカを食べたくなってしまったそうです(笑)
そんなARIAさんはこのイカの絵の周りに本物のわさび醤油(小皿に注いだもの)とお箸をおいた画像も投稿してくれるというチャーミングさも見せてくれました。
ネットでの反応は?
ARIAさんによるリアルなイカの絵を見た方達の反応はどのようなものでしょうか?
・えぇっ∑( °口° )!?写真にしか見えない( ˇ-ˇ )
・イカしてるねぇ
・本物って言っても騙される人いそう
・絵を売って欲しい笑
・今にでも動きそうw
・素晴らしいクオリティですね
・やばいのがきたなあ
やはり皆さん、「本当はイカを紙の上に置いたのでは」などと、驚きを隠せない声が多いようでした。
中には「実際に釣ってきたものでは?」なんて意見も(笑)
本当に絵であることに衝撃を受け、ARIAさんの才能を賞賛する方もたくさんおられました!
また、ARIAさんの絵を見て、本物のボトルやミカンを紙の上に置く方々も続出、中にはご自身が描いたイラストをUPされた方も。
ARIAさんのその突出した描写力は、周りの皆さんの創作意欲も掻き立てるほどの影響をも与えたのでした。
インタビュー
今回の絵を描かれたARIAさんにお話を伺わせて頂きました!
―――とてもリアルな絵で、実に多くの方が驚きの声を挙げていますね。今回はなぜ絵の題材にイカを選ばれたのでしょうか?描かれる際にこだわられたポイントなどがあれば是非教えてください!
ARIAさん:
私が尊敬しているイラストレーターさんがいまして、その方がリアルなイカやタコを描いてるのを拝見し、私も挑戦してみようと思い描いてみました。
こだわりはイカ上部の耳(エンペラ部分)をあえて切り取り置いて見えるような錯覚を表現させました。
―――ARIAさんが絵を描くようになったきっかけを教えてください!また、制作の際に何か意識されていることはありますか?
ARIAさん:
小学生から絵は大好きで趣味で描いてました。本格的に立体写実画を始めたのは5年前です。
きっかけはYouTubeで海外のアーティストさんがリアルな絵を描いてるのを発見し、自分も挑戦してみようと思い始めました。
習い事や美大などは通わず独学で学び、描き方や塗り方など上手い方の作品を見て参考にしながら試行錯誤をして身に付けました。
とにかく手本の写真を目で良く観察して正確に写実する事が大事で、細かい模様や配色などしっかりと描き込む事が大事になってきます。観察力を身に付ければ自然と画力も上がると思います。また立体絵はカメラの向きや角度によって平面に見えたり浮き上がって見えたりするので撮影する際の角度調整がとても難しいです。
ARIAさん、とても丁寧にお答え下さり、本当にありがとうございました!
イカの上部の耳の部分である「エンペラ部分」は切り取られていることや、撮影の際の角度の調整のお話もすごく興味深くて面白いですね。
ARIAさんはなんと独学で色鉛筆絵の腕を磨かれ、現在は立体絵のプロを目指されているとのことです(もう充分にプロの描写力とは思いますが…!)
Twitterの他にInstagramのアカウントでもレベルの高い作品を投稿されているので、その才能に触れてみてはいかがでしょうか。
きっとあなたの心をワクワクと弾ませてくれますよ!