2020年の県内での自殺者数が前年よりも15人減り、180人であったと山形県自殺対策推進会議で報告されました。全体では減少傾向にあるものの、10~20歳代では前年よりも5人増え29人でした。
これは新型コロナウイルスによる、学校・職場・家庭環境の変化も一因ではないかと考えられています。
厚生労働省によると、自殺者数は近年全体的に減少傾向であるものの、10~39歳の死因順位の1位はいずれも自殺となっているのです。G7諸国の中でも自殺が15~34歳の死因順位第1位となっているのは日本だけだと言います。
最後に
また、山形県では9月からLINEでの相談受付を開始し、9~10月で180件の相談があったことも報告しています。
文部科学省のサイト(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm)でも、10代もしくは幅広い年代に向けての相談窓口(電話、メール、SNSなど)を開設しています。
周りには言えない困りごとや不安・悩みなどがあればぜひ利用してみてはいかがでしょうか。