自閉症スペクトラム障害 (ASD) は「働きづらい」?見られる特徴と職場環境の重要性

自閉症とその症状に対する認識は過去10年間で高まっている。
しかし、多くの自閉症患者が職場で困難に直面している場合も多い。

自閉症は、自閉症スペクトラム障害 (ASD) とも呼ばれる。
見られる特徴は次のとおりだ。

・コミュニケーションに困難を感じる。
・他人の感情や視点を理解できない。
・他人や集団に合わせて行動するのが苦手
・急な変更があると混乱する。

日本ではおよそ36万人が自閉症であると言われている。

また、自閉症患者のうち、およそ30%が知的障害を持っているという。
しかし、およそ46%が平均以上の知能を有しており、IQは85を超える。

また自閉症の人は、以下のようにさまざまな強みと能力を持っている。
・論理的思考
・新しい情報の記憶と学習能力が高い
・集中力がある(細かい作業を没頭して続けられる)

とはいえ、自閉症の人にとっては、仕事をすることが難しいこともある。
たとえば自閉症の人は、一般に失業率や不完全雇用率が高くなる傾向にある。
これの要因としては、自閉症患者に共通する行動・コミュニケーションが職場でよく思われてないことが挙げられる。

企業は自閉症の従業員の特性を理解し、彼らのニーズに対応しなければならない。

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