潮井エムコさん(@m_emko)のとある情報がとても役に立つと話題を呼んでいます。
なんと!牛乳はそんなに適した飲み物だったのですね…!
ネットでの反応
その根拠について知らなかった人も多く、次のような意見が集まりました。
・効果を疑っていました。嘘じゃなかった! 真相を有難うございます!
・都市伝説かしら?と思ってたのですが、正しかったのですね。万が一そういった場面では自信を持って遂行します!ありがとうございます
・子どもたちにも今後のために伝えておこうと思いました
・これは初耳でした
・歯って戻るんですね…しらなかったぁ
・また一つ良き知識を得た。
・我が家に牛乳は常備しておりませんが、早速買って帰ります。
医師の解説
牛乳が役に立つ理由について、医師の先生にその理由を伺ってみました!
今回答えてくれたのは…
佐藤 健
医師 東京大学医学部卒業
世の中に玉石混交の健康情報があふれている現状を変えるため、医学を専門的に学んできた立場から、「正しい」と信じる情報を日夜発信している。
佐藤先生:
今回潮井さんがおっしゃったように、牛乳は抜けてしまった歯の保存に適しています。
その理由は「浸透圧」にあります。
まず、抜けた歯を戻すために重要なポイントは「歯根膜」です。
歯の周囲には「歯根膜」という、歯と歯槽骨をつなぐ大切な組織があります。
抜けてしまった歯を戻すとき、この膜を乾燥させずに保存することが非常に重要になってきます。
ところがこの膜はとても繊細で、異なる浸透圧の液体につけてしまうと、壊れてしまうのです。
例えば水道水などは浸透圧が全く異なるため、数十分間もつけていれば歯根膜が壊れてしまいます。
そのため、人体に近い浸透圧の液体を使うことが肝になってきます。
ここで最適なのが、牛乳です。
牛乳の浸透圧は体液のものに近く、膜の破壊を防ぐことができます。
また、スーパーなどで売られている牛乳は工場でしっかり殺菌されているため、衛生面でも優れています。
そのため、歯が抜けてしまったときは慌てて水につけたりせず、牛乳を買って使いましょう。
また、1つ注意点としては、牛乳につけておけば全くOKというわけではありません。
抜けてしまってから戻すまでの時間が短いことも重要です。
なるべく早く病院に向かいましょう。
―――佐藤先生、ありがとうございました!
インタビュー
今回の投稿について、潮井さんへお話を伺いました。
―――今回投稿された方法は、目から鱗だった方も多いと思います!このツイートをされたきっかけは何だったのでしょうか?
これについては保育士をしていた時に行った安全研修で初めて知りました。その後ずっと胸の中に留めておいたのですが、歯科医師の方とお話しする機会があり、この対応についてお話しした所歯科医師からも推奨するとの言葉をいただいたので共有できたらと思いツイートいたしました。今は雪で道が滑りやすくなってる事と思いますので、特に転倒による事故が起こりやすいかなと。
―――日々魅力的なエッセイ制作や投稿をされていますが、意識されていることはございますか?
恐縮なお言葉をありがとうございます。エッセイについては自分の気持ちを素直に綴るように心がけております。失敗や反省だらけの人生ですが、どこかの誰かに笑っていただけたら嬉しいです。
潮井さん、本当にありがとうございました!
今回のツイートによって、多くの人の歯が守られていくでしょう…!
潮井エムコさん(@m_emko)の、ご自身の経験や日々の気づきの発信にこれからも目が離せませんね!