食欲が落ちたり、かむ力が弱くなったりして食事量が減り、体を動かすエネルギーや筋肉などを作る栄養が不足した状態を「低栄養」と呼び、特に高齢者ではその割合が高いという。
高齢者の低栄養の原因は、がんなどの病気やその治療の副作用で食欲が落ちたり、虫歯や歯槽膿漏など口腔状態の悪化でそしゃくが難しかったりとさまざま。
退職などで社会的活動量が減り食事を取ること自体が面倒になるケースや、年金生活で食費を切り詰めてしまい、物理的に十分な食事が取れていないケースもあるという。
低栄養になると、倦怠感や疲労を感じやすい、風邪を引きやすい、または治りにくい、床ずれを起こしやすい、といった事態に陥り、進行すれば、筋肉の量や質が低下する『サルコペニア』になり、要介護や死亡リスクにもつながりかねない。
【ネットの反応】
・高齢者になってまで食費切り詰めないといけないのつらすぎる
・適度な運動とか以前に、まず食生活を整えないとですね。
・頑張って食べないと低栄養シニアになる。
・現役世代も低栄養だが??
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