子ども、特に発達障害をもつ子どもにとって、歯科医院で鳴り響く独特なキーンという音は苦痛に感じやすい。
一方、同じ音でも、来院された人たちの不安な気持ちや緊張感の緩和に役立つのがBGMで、多彩な効果が報告されているという。
また、最初は聞き慣れない不快な音でも繰り返し来院して慣れてくると、次第にBGMに溶け込んで不快感は和らぐ傾向にあるため、
親の治療に子どもも同席し、歯科医院の雰囲気に慣れさせるなどは効果的。
また、麻酔前は座るよりも仰向けで寝た姿勢のほうがリラックスでき、音楽があればより心が鎮まることが明らかになっているという。
ゆうメンタルクリニック総院長で、精神科医のゆうきゆう医師は、
「発達障害は色々な音に特に敏感。キーンという音はもちろん、周囲の雑音なども、必要以上に気になってしまいます。
またこれは発達障害の方だけでなく、一般的な人も、精神的に疲れているほど、音に敏感になる傾向がある。
いまもは気にならなかった音が急に気になりだしてきたなら注意が必要。
普段より休息を多めにするなど対策を行うといい」
と述べる。
歯医者に限定せず、日常生活においても「音」について気をつけたい。
【ネットの反応】
・うちの発達障がいの息子も昔から掃除機の音が苦手で、やはり歯医者の音も無理。
この子が大きくなるまでに歯医者の音をなんとかかわいい音とかにならないかなと思う。
・大人になっても、やっぱり歯医者さんのあのキーンは怖いわ〜
・機械音が、動物か何かの鳴き声で癒される音になればいいなって、いつも思います。笑
・うちの歯科では、患者さんがイヤホンやイヤーマフして、iPhoneで音楽きいてもらっています。
元記事はこちら:https://news.yahoo.co.jp/articles/c010d6914761451e0407b6e6f0d0e88bd96d27e0