ピアスやネックレスでかぶれ…金属アレルギーには2種類ある！？

記事によると…

・汗や唾液で金属から溶け出した「金属イオン」が体のたんぱく質と結合したものを体が異物とみなすと、アレルギー反応が起きる。

・金属が触れた所に炎症やかゆみが起こる「アレルギー性接触皮膚炎」、食品や医療材料に含まれる金属が体内に吸収されて全身にかゆみや湿疹が出る「全身型金属アレルギー」の２種類がある。

・アレルギーの有無を確認する場合は、皮膚科にて「パッチテスト」でアレルギーの原因を特定する。ニッケルや金、コバルトなど金属成分の試薬が付いたシールを背中や腕に４８時間貼り、皮膚の反応を複数回評価して判定する。

・皮膚の症状は炎症を抑える塗り薬や飲み薬で対処。アレルギーそのものは完治しないため、金属の装飾品は避け、生活用品や食事に気を付けるようにするなど、原因の金属に直接触れないようにする。

・アレルギーの原因を調べずに放置すると、症状に長期間悩まされ、重症化することがある。皮膚の異常が続いたら、早めに皮膚科を受診することが大切。

元記事はこちら：https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20240902-OYTET50004