歯周病専用の治療器が日本で認可 歯周病による抜歯や歯周外科をしなくて済むように
・東北大学発のベンチャー企業が、世界で初めての「歯周病の治療器」として日本で承認された医療機器を開発した。菅野太郎教授は「歯周病専用の治療器として初めて認可されたという点がまず画期的なところ。機械的に除去しながら殺菌も一緒にする。しかもそれが一回の治療でというのがこれまでにない歯周病治療の新しい発見」と話す。
・歯周病の治療器として開発された「ブルーラジカルＰ－０１」は、超音波で振動させながら青いレーザーを照射。歯垢だけでなく、歯周病の原因である細菌を９９．９９パーセント死滅させることができるという。
・これまで重度の歯周病は歯周外科か抜歯をするしかなかったが、この機器を使うことでお肉を開かない状態で歯と歯茎の間の歯周ポケットの中に超音波振動する振動子を入れて、クリーニングしながら殺菌するという方法がとれるようになる。抜歯や歯周外科をしなくて済むというところが患者さんの大きなメリットなのではないか、と菅野教授は話している。
【記事を読んだ人のコメント】
・全歯科に普及して、皆が治療を受けられるように導入を国も支援して頂きたいですね！
・まさに自分も必要性を感じていた分野だったので興味津々です。
・私もこのレーザー治療、やってほしいな〜！歯医者さん、どんどん導入してほしいなー
・10年早く開発されていたらなー
元記事はこちら：https://www.fnn.jp/articles/-/712085